CSI印刷の納期はどれくらい?短納期を実現する3つの理由

CSI印刷ガイド

CSI印刷の基本納期は1週間程度!

報告書や論文、マニュアルなど、急ぎでカラー冊子が必要になることはありませんか?「CSI印刷」(Color Solution Integrated)は、高速輪転インクジェット印刷機と自動製本システムを一体化したデジタルブックオンデマンドシステムであり、このようなニーズに応える新しい印刷スタイルです。東洋美術印刷株式会社が国内で初めて導入したCSI印刷の基本的な納期は1週間程度と、従来の印刷方法と比較しても非常に短期間で納品が可能です。

例えば、A4サイズ100ページ、500部の無線綴じ報告書を印刷する場合、CSI印刷では約1週間で完成します。これは、従来のオフセット印刷やトナー式デジタル印刷が1~2週間かかるのと比較しても、大幅な短縮と言えるでしょう。

なぜ早い?CSI印刷が短納期を実現できる3つの理由

CSI印刷がなぜこれほどまでに短納期を実現できるのか、その秘密は以下の3つの理由にあります。

理由1:印刷から製本までワンストップ

従来のカラー冊子印刷では、刷版、印刷、折り加工、丁合、製本といった複数の工程を別々に行う必要がありました。これらの工程はそれぞれ異なる機械や場所で行われることが多く、工程間の移動や待ち時間が発生するため、全体の納期が長くなりがちでした。

しかし、CSI印刷は「Color Solution Integrated」の略称が示す通り、インクジェット式のデジタル印刷機と自動製本システムが一体化しています。ロール紙に高速でカラー印刷を行い、そのまま無線綴じや中綴じの製本まで一気通貫で行われるため、工程間の無駄が一切ありません。これにより、大幅な時間短縮が可能となっています。

理由2:「版」の制作が不要

オフセット印刷では、印刷を行うために「版」と呼ばれるものを作成する必要があります。この版の制作には時間とコストがかかり、特に多色刷りの場合は色の数だけ版が必要となるため、さらに工程が増えます。

CSI印刷はインクジェット方式を採用しているため、版の制作が一切不要です。データから直接印刷を行うため、版を作る手間や時間がなく、すぐに印刷工程に移ることができます。これも短納期を実現する大きな要因の一つです。

理由3:データチェック・変換の手間が少ない

従来の印刷方法では、入稿されたデータを印刷に適した形式に変換したり、色校正を行ったりと、データチェックや調整に多くの時間と手間がかかることがありました。特に複雑なデザインや多数の画像を含む場合、この作業はさらに煩雑になります。

CSI印刷はデジタルデータを直接処理するため、データチェックや変換の手間が大幅に削減されます。デジタルワークフローが効率化されているため、入稿から印刷までの準備期間を短縮し、スムーズに作業を進めることができます。

オフセット印刷との納期比較|最大1週間の短縮も可能

CSI印刷とオフセット印刷の納期を比較すると、CSI印刷の短納期性がより明確になります。

項目 CSI印刷 オフセット印刷 トナー式デジタル印刷
納期 1週間程度 1~2週間 1~2週間
価格 25万円程度 75万円程度 90万円程度
得意な部数 100部~2,000部 2,000部以上 100部未満

※上記の価格は概算目安です。詳細はお問い合わせください。上記の表は、A4サイズ100ページ、500部の無線綴じ報告書を想定した比較です。

CSI印刷が約1週間で納品されるのに対し、オフセット印刷では1~2週間かかります。これは、CSI印刷がオフセット印刷と比較して最大で1週間程度の納期短縮を実現できることを意味します。

特に、100部から2,000部程度の少中ロットのカラー冊子においては、CSI印刷がコスト面でも納期面でも圧倒的な優位性を持っています。学会発表に向けた論文集の追加印刷や、年度末に間に合わせたい改訂版研究報告書の短納期対応にも、CSI印刷は強みを発揮します。

もっと早く!CSI印刷の納期をさらに短縮するコツ

CSI印刷は元々短納期ですが、さらに納期を短縮するためのコツがいくつかあります。

  • 完全データの入稿: 修正の必要がない完璧なデータを入稿することで、データチェックや調整の時間を短縮できます。
  • 早めの発注: 可能な限り余裕を持って発注することで、印刷会社のスケジュール調整がしやすくなり、希望納期に間に合う可能性が高まります。
  • 印刷会社との密な連携: 疑問点や要望は早めに印刷会社に伝え、スムーズなコミュニケーションを心がけましょう。

まとめ|急な印刷物もCSI印刷なら間に合う!

CSI印刷は、カラー冊子の少中ロット印刷において、「短納期」「低コスト」を実現する画期的な印刷システムです。印刷から製本までをワンストップで行い、版の制作が不要であること、そしてデータ処理の効率化により、従来の印刷方法では難しかったスピード納品を可能にしています。

急な会議資料、イベント配布物、少部数の報告書など、納期が限られている印刷物でも、CSI印刷なら間に合う可能性が十分にあります。ぜひ、次回のカラー冊子印刷の際には、CSI印刷の利用を検討してみてはいかがでしょうか。

参考文献

[1] 少中部数のカラー冊子印刷が安い!冊子印刷の新しいスタイル『CSI』とは? – 東洋美術印刷株式会社: https://www.toyobijutsu-prt.co.jp/com-design/csi-271/

無料見積もりはこちら

関連記事


よくある質問(FAQ)

Q. CSI印刷の標準納期はどれくらいですか?

CSI印刷の基本納期はデータ入稿後約1週間程度です。印刷から製本までをワンストップで行う一貫生産ラインにより、従来のオフセット印刷(1〜2週間)と比較して大幅な短縮が可能です。完全データでの入稿や早めの発注により、さらに短い納期にも対応できる場合があります。

Q. 特急納期での対応は可能ですか?

案件の内容や印刷スケジュールによりますが、特急対応が可能な場合があります。完全データ(修正不要な状態)での入稿が前提となり、別途特急料金が発生することがあります。急ぎの案件がある場合は、早めに印刷会社へ相談し、スケジュールの確認を行うことをおすすめします。

Q. 納期を短縮するために入稿時に気をつけることはありますか?

修正の必要がない完全データを入稿することが最も重要です。フォントの埋め込み、画像の解像度確認、塗り足しの設定など、入稿前のチェックを徹底することでデータ確認の工程が短縮されます。また、RGB入稿に対応しているため、CMYK変換の手間も不要でスムーズに印刷工程へ移行できます。

Q. オフセット印刷と比べてどれくらい納期が短くなりますか?

CSI印刷はオフセット印刷と比較して最大で1週間程度の納期短縮が可能です。オフセット印刷では版の作成・色調整・工程間の移動などに時間がかかりますが、CSI印刷は版不要かつ印刷から製本まで一体化しているため、これらの工程を省略できます。


著者プロフィール

千代田オフセット CSIメディア編集部
東京都に本社を構える千代田オフセット株式会社のメディア編集チーム。オフセット印刷・デジタル印刷の両分野で50年以上の実績を持つ印刷のプロフェッショナル集団が、印刷に関する専門知識をわかりやすくお届けします。CSI印刷システムの導入支援から入稿サポートまで、出版社・学術機関を中心に年間500件以上の案件を手がけています。







コメント