CSI印刷(Color Solution Integrated)とは、高速輪転インクジェット印刷機と自動製本システムを一体化したデジタルブックオンデマンドシステムです。東洋美術印刷株式会社が国内で初めて導入しました。RGB入稿に対応し、版代不要で小〜中ロットのカラー冊子印刷を実現します。出版社では在庫を持たずに必要部数だけ発行する「オンデマンド出版」として活用されており、学術機関でも研究報告書や紀要の少部数発行に適しています。
その在庫、本当に必要ですか?印刷物在庫が抱える3つのリスク
企業活動において、パンフレット、カタログ、名刺などの印刷物は欠かせません。しかし、これらの印刷物の在庫管理は、実は多くの企業にとって見過ごされがちな負担となっています。ここでは、印刷物在庫が抱える主な3つのリスクについて解説します。
1. コストの増大
印刷物の在庫を抱えることは、保管スペースの確保、管理業務の人件費、そして何よりも「印刷費用」という直接的なコストに直結します。例えば、年間100万円分の印刷物を保管するために、倉庫費用や管理費用としてさらに数十万円のコストがかかるケースも少なくありません。特に、保管期間が長くなればなるほど、このコストは雪だるま式に増えていきます。
2. 廃棄ロスの発生
企業のロゴ変更、製品情報のアップデート、キャンペーンの終了など、ビジネス環境は常に変化します。これにより、せっかく大量に印刷したパンフレットやチラシが、情報が古くなり使えなくなってしまうことがあります。これは単なる紙の無駄ではなく、印刷にかかった費用がそのまま廃棄ロスとなることを意味します。ある調査では、企業の印刷物在庫の約20%が最終的に廃棄されているというデータもあります。
3. 管理の手間と機会損失
在庫があるということは、その数量を把握し、発注タイミングを管理し、棚卸しを行うといった一連の管理業務が発生します。これは担当者の貴重な時間を奪い、本来集中すべきコア業務から遠ざけてしまう可能性があります。また、必要な時に必要な印刷物が手元にない、あるいは逆に過剰な在庫を抱えているために新しい情報への切り替えが遅れるなど、ビジネスチャンスを逃す「機会損失」にも繋がりかねません。
CSI印刷の「オンデマンド方式」で在庫問題を根本から解決
これらの在庫リスクを根本から解決する画期的な方法が、CSI印刷が提供する「オンデマンド方式」です。オンデマンド印刷とは、「必要なものを、必要な時に、必要なだけ」印刷するシステムのこと。この方式が、どのように在庫問題を解決するのかを見ていきましょう。
必要なものを、必要な時に、必要なだけ生産
オンデマンド印刷の最大の特長は、必要な部数だけを必要なタイミングで印刷できる点です。例えば、新製品の発表会で100部だけパンフレットが必要な場合、100部だけを印刷し、余分な在庫を抱える必要がありません。これにより、従来のオフセット印刷のように「大量に印刷した方が単価が安いから」という理由で過剰な部数を印刷し、結果的に在庫を抱えてしまうという悪循環から抜け出すことができます。
過剰在庫のリスクと保管コストを完全に削減
オンデマンド印刷を導入することで、物理的な在庫をほとんど持たずに済むため、前述した「コストの増大」と「廃棄ロスの発生」という2つの大きなリスクを完全に削減できます。倉庫スペースの費用や管理コストは不要になり、情報が古くなったことによる廃棄も最小限に抑えられます。これにより、企業はより身軽な経営を実現し、コスト削減分を他の戦略的な投資に回すことが可能になります。
WEB発注システムと連携した自動化の仕組み
CSI印刷のオンデマンド方式は、単に少量印刷ができるだけでなく、WEB発注システムと連携することで、さらに効率的な運用が可能です。例えば、各部署が必要な時にオンラインシステムから直接発注できるため、発注業務の効率化が図れます。また、テンプレート化されたデザインを使用すれば、誰でも簡単に統一された品質の印刷物を手配でき、デザイン変更や情報更新もシステム上で一元管理できます。これにより、発注から納品までのリードタイムが大幅に短縮され、印刷物管理にかかる手間を劇的に削減できます。
在庫レスを実現した企業の成功事例
実際にCSI印刷のオンデマンド方式を導入し、在庫レスを実現した企業の事例をご紹介します。
事例1:全国展開する学習塾A社
A社では、全国の教室で生徒募集用のパンフレットやチラシを大量に印刷し、各教室に配送していました。しかし、キャンペーン内容の変更や教室ごとの情報更新が頻繁に発生するため、常に大量の廃棄ロスと管理コストに悩まされていました。CSI印刷のオンデマンド方式とWEB発注システムを導入した結果、各教室が必要な時に必要な部数だけをオンラインで発注できるようになり、年間約300万円の印刷物関連コストを削減。さらに、最新情報を常に提供できるようになったことで、生徒募集の機会損失も防ぐことができました。
事例2:大手製造業B社
B社では、製品マニュアルや技術資料の改訂が頻繁に行われるため、常に旧版の在庫を抱え、廃棄処分に多額の費用を費やしていました。CSI印刷のオンデマンド方式を導入後、必要な時に必要な部数だけを印刷する体制に移行。これにより、旧版の廃棄がほぼゼロになり、保管スペースも大幅に縮小。年間約500万円のコスト削減に加え、常に最新のマニュアルを顧客に提供できるようになったことで、顧客満足度も向上しました。
まとめ|CSI印刷で身軽で効率的な経営を目指そう
印刷物の在庫管理は、見えないコストやリスクを企業に与え続けています。CSI印刷のオンデマンド方式は、「必要なものを、必要な時に、必要なだけ」生産することで、これらの課題を根本から解決します。過剰在庫のリスク、保管コスト、廃棄ロス、そして管理の手間から解放され、企業はより身軽で効率的な経営を実現できます。ぜひCSI印刷のオンデマンド活用を検討し、貴社のビジネスを次のステージへと進めてください。
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よくある質問(FAQ)
Q. オンデマンド印刷だと品質は落ちませんか?
CSI印刷は高速輪転インクジェット印刷機を使用しており、高品質なフルカラー印刷が可能です。RGBデータのまま入稿できるため色再現性にも優れ、従来のオフセット印刷と遜色ない仕上がりを実現します。カタログやパンフレットなどビジュアル重視の印刷物にも対応できます。
Q. 最小何部から印刷できますか?
CSI印刷は小ロットからの印刷に対応しており、数十部単位からの発注が可能です。「必要な時に必要なだけ」印刷できるため、過剰在庫を抱えるリスクがなく、在庫ゼロの運用を実現できます。具体的な最小ロット数はお気軽にお問い合わせください。
Q. WEB発注システムとはどのような仕組みですか?
WEB発注システムは、各部署や担当者がオンラインで直接印刷物を発注できる仕組みです。テンプレート化されたデザインを使い、誰でも簡単に統一品質の印刷物を手配できます。発注から納品までのリードタイムが短縮され、印刷物管理の手間を大幅に削減できます。
著者プロフィール
千代田オフセット CSIメディア編集部
東京都に本社を構える千代田オフセット株式会社のメディア編集チーム。オフセット印刷・デジタル印刷の両分野で50年以上の実績を持つ印刷のプロフェッショナル集団が、印刷に関する専門知識をわかりやすくお届けします。CSI印刷システムの導入支援から入稿サポートまで、出版社・学術機関を中心に年間500件以上の案件を手がけています。


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